ダーウィン賞!

ダーウィン賞!―究極におろかな人たちが人類を進化させる

ダーウィン賞というのは、間抜けな死に方をして人類の進化に貢献した人にあげられる章である。たとえばこんな具合。

• 夏時間になったのを忘れて時限爆弾で自爆したテロリスト
• ダイナマイトを放り投げたが、愛犬がくわえて戻ってきた
• ダムウェーターに乗って遊んでいたら落下、それを上から見ていた友人に、おもりが衝突して死亡
• ツアーバスのルーフを上げて顔を出していたところ、ゲートにぶつかり死亡

この本の前書きには、連続して読んでいると気分が悪くなるので、1日1章にしてくださいと書いてあるが、確かにその通り、読んでて不快になった。多少のブラックユーモアは許容できるつもりだったが、この本には耐えられなかった。