「ヒーローは死んだ」レックス・スタウト

コミックヒーローの原作チームに関連する事件。この作品を読めばわかるように、アメリカのコミックは複数にスタッフによって作られるのである。作者の一人に依頼され、アーチは作者の家に招かれるのだが、そこで殺人が起きてしまう。依頼人は、アーチーがいるにもかかわらず、警察の前で白々とうその証言をする。アーチーは許可無く銃を携行していたことも災いして、なんと警察に拘留されてしまう。弁護士にすんなり出してもらったものの、ウルフは探偵免許まで取り上げられてしまう。