殺人犯はわが子なり

殺人犯はわが子なり (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

殺人犯はわが子なり (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ネロ・ウルフシリーズの長編19作目。出だしは面白いんだが、途中の展開がいまいち。ウルフの推理も今回はあまり冴えず、最後にほとんど偶然見つけた書類で何とか事件を解決するという、いまいちな作品。助手のジョニー・キームズが殺されてしまうエピソード。早川のポケミスでは40年ぶりの登場らしいが、何でこのエピソードなんだろう。