ドラゴンランス(6) 天空の金竜

ドラゴンランス(6) 天空の金竜

ドラゴンランス(6) 天空の金竜

キーパーソンをつれて、敵の総本山に乗り込むあたり、指輪物語のオマージュか。タニスに見方を裏切らせるあたり、この作者の力量を感じた。釈然としない終わり方も計算の上か。
シリーズ全体を通して、人物描写が単純というか、ステレオタイプで掘り下げが浅いなという印象を受けた。全6巻を読み終わって、15年前の感動がよみがえらなかったというのが正直な感想。新作が読みたいが、伝説はどうしようかな。