2005-10-22 万物理論 SF Egan 万物理論 (創元SF文庫)作者: グレッグ・イーガン,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 167回この商品を含むブログ (269件) を見る日本語で書かれているというのに、何が書いてあるのかさっぱり分からない。物語は記者のアンドルーを中心に進んでいくのだが、テーマが遺伝子、性別、生死、脳障害など多岐に渡っており、科学の進歩が個人の意識にどのような影響を与えていくのかを取材するのだが、彼らとの会話がさっぱり分からない。さらに主題となるTOEについても、どうしてあれがああなるのかわかんない。「ディアスポラ」の方がよっぽど分かりやすい。 終盤に書けての展開は見事だが、いかんせん長すぎ。