いぬはミステリー

いぬはミステリー (新潮文庫)

いぬはミステリー (新潮文庫)

レックス・スタウトの「真昼の犬」を読んだ。殺人現場に偶然居合わせたアーチーに、なぜか犬がついてくる。仕方なく家に帰ってウルフに見せると、以外にも飼うのにまんざらでもない様子だった。しまいには犬を依頼人として事件を解決してしまう始末。なんだかちょっとウルフらしくない。結局ウルフ邸で買うことになるのだが、今後は登場するのだろうか。この訳では、アーチーが自分のことを「わたし」というのが違和感あり。
アシモフ編の短編集ははっきり言っていまいちなので、他の作品はパス。
収録作品

  • 眠れる犬(ロス・マクドナルド)○
  • 敵(シャーロット・アームストロング)
  • ジャズの嫌いな犬(ウィリアム・バンキア)
  • 闇の中を(ポール・W.フェアマン)
  • 非常口(マイケル・ギルバート)
  • なぜうちの犬は吠えないか(ロン・グーラート)
  • ブーツィーをあの世へ(ジョイス・ハリントン)
  • レオポルド警部、ドッグレースへ行く(エドワード・D.ホック)
  • リンカーンのかかりつけの医者の息子の犬(ワーナー・ロウ)
  • こちら殺犬課(フランシス・M.ネヴィンズ)
  • ポピーにまつわる謎(Q.パトリック)
  • シャンブラン氏への伝言(ヒュー・ペンティコースト)
  • ラッフルズ、バスカヴィル家の犬を追う(バリー・ペローン)
  • コヨーテとクォータームーン(ビル・プロンジーニ
  • ジェフリー・ウォールマン)
  • 薪売り(ジョン・ルーディン)○
  • 真昼の犬(レックス・スタウト)○