死の蔵書

死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

本好きなら誰でも一度は、一生に読める本の冊数を数え、あまりの少なさに愕然としたことがあるのではないだろうか。そんな本好きに薦めたい本。
ほんとはもっとじっくり読みたかったのだが、夜なべして2日で読み終えてしまった。
とにかくこれでもかというくらい、希購本が登場する。作者の本に関する知識には恐れ入るが、推理ものとしてのできもすばらしい。文体はハードボイルドタッチだが、ちゃんとミステリしている。
しかしアマゾン、書影なさすぎ!