「究極の推論」レックス・スタウト

EQ#118(9707)掲載のネロ・ウルフシリーズ。ウルフの元に、奇妙な誘拐事件解決の依頼が舞い込み、事態は意外な展開に。アーチーが意地を張って、自分史か知らない情報をウルフに出し渋っているうちに、どんどん窮地に追い込まれていくところが面白い。しまいにはウルフも巻き込まれることになってしまうのだが、ウルフの機転で何とか乗り切る。今回ウルフが用いたのは推理ではな、タイトル通りの推論だったな。